(司会 理工学部長 眞田一志 教授)
式辞 実行委員長 梅澤 修 工学研究院長
祝辞 横浜国立大学長 梅原 出
祝辞 文部科学省 様
祝辞 横浜国立大学校友会会長 宮田芳文 様
祝辞 名教自然会会長 永井孝雄 様
閉会挨拶 実行委員長 梅澤 修 工学研究院長
日 時 2021年11月20日(土)15時~16時30分
場 所 横浜国立大学 理工学部C講義棟
C-301室(学部4年生,大学院生)
C-201室(学部1~3年生 他,LIVE放映)
教育文化ホール(卒業生等,LIVE放映)
旭化成株式会社 名誉フェロー 吉野 彰 先生
「リチウムイオン電池が拓く未来社会」
司会 工学研究院 薮内直明 教授
(IAS先進化学エネルギー研究センター)
16:35 閉会挨拶 実行委員長 梅澤 修 工学研究院長
16:40 閉会
100周年を迎えるにあたり横浜国立大学理工系学部・大学院の沿革について年代を追って記録しておきたい。
横浜国立大学理工系学部・大学院は大正9(1920)年大岡の地に横浜高等工業学校として115名の入学者を受け入れて出発した。それまで貿易一辺倒だった横浜の地に、工業の中心となるべき国立実業専門学校を誘致しようと神奈川県と横浜市が協同して国に働きかけたことがきっかけとなっている。その後の関東大震災、大恐慌、第二次世界大戦を経て、昭和24(1949)年に施行された国立学校設置法により横浜国立大学工学部(入学定員工学部196名、工学部第二部60名)となり、平成13(2001)年に大学院部局化(大学院工学研究院と環境情報研究院)され、大学院教育を担う工学府、環境情報学府が誕生した。続いて平成15(2003)年10月1日に施行された国立大学法人法により、平成16(2004)年4月1日より国立大学法人横浜国立大学となった。
平成16年に制定された横浜国立大学憲章の中に掲げている「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」はまさに、理工系学部・大学院の歴史の中で培われた精神を表しているといえよう。平成23(2011)年4月1日以降は理工学部となり、平成29(2017)年4月には新たに都市科学部が誕生した。現在、理工系学部としては理工学部と都市科学部という2つの学部が存在する。大学院では、大学院部局化されて誕生した工学府、環境情報学府に加え平成23年4月には都市イノベーション学府(都市イノベーション研究院)が設置され、平成30(2018)年4月には工学府が理工学府と改称されたことにより、現在は大学院教育を担う組織としては理工学府、環境情報学府、都市イノベーション学府の3学府が存在する。
横浜高等工業学校時代、新制大学としての再出発から常盤台への移転まで、大学院部局化、理工学部の誕生以降という時代区分で歴史の流れをたどっていきたい。近年のことについては別にOB、名誉教授の方々に思い出の記述をお願いしたので、本稿では100年間の前半から中半くらいの記述が多くなっていることをお断りしておく。
なお、本稿は理工学部誕生以後に新入生に対する自校教育のための資料として作成された『COLLEGE OFENGINEERING SCIENCE』、『横浜国立大学工学部五十年史 1920~1970年』、『横浜国立大学工学部の発展1970〜1990年』、横浜国立大学のWebページなどを参考にさせていただいたことをここに記し、謝意を表したい。
横浜国立大学理工系創立100周年記念に合わせて、特別講義「科学技術の過去・現在・未来」を開講するべく準備を進めて参りました。この講義では、科学技術のさまざまな分野で著名な業績を残された本学の卒業生やゆかりの深い方に業績内容の紹介していただく予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、講義として開講することは叶いませんでした。
そこで、理工系創立100周年記念サイトにて動画として公開させていただくことにしました。動画では、講師の先生方ご自身の経験や独自の視点をもとに、過去100年の科学技術の発展の俯瞰、現在の状況と問題点の分析、未来への展望をお話しいただきました。
動画をご覧いただき、これからの科学技術に対する考えを深めていただければ幸いに存じます。
横浜国立大学理工系学部・大学院は、大正9年にその前身である横浜高等工業学校として発足以来、2020年に創立100 周年を迎えました。
現在、理工学部、都市科学部、大学院理工学府博士課程前期・後期、環境情報学府博士課程前期・後期、都市イノベーション学府博士課程前期・後期に発展し、多くの優秀な卒業・修了生を、産業界を初めとする各界に送り出し、わが国の発展に貢献してきました。
国立大学は国立大学法人となって、それぞれが独立し、グローバルな大学間競争、18歳人口の減少、厳しい財政状況への対応など難しい課題を抱えています。このような時こそ、理工系教職員と卒業・修了生が一丸となって理工系学部・大学院の支援・発展に力を尽くすことを望みます。
横浜国立大学の理工系が創立 100周年を迎えました。理工系 100周年の歩みは「研究」に集約できると考え、理工系全分野における先端研究について多くの現役学生から研究紹介を実施していただく「YNU理工系合同研究シンポジウム」を実施します。コロナウイルスの感染状況に鑑み、研究紹介をオンライン形式で実施します。
本学への進学を希望し、研究の具体的内容に触れたいと考える高校生の皆さん、所属していた研究室の動向が気になる卒業・修了生の皆さん、本学の学生の採用を考える企業の方々をはじめ、本学の理工系の最新研究について知りたいと考え、学生の発表を聴きたいと考える学外、企業関係の皆さんからの参加を広く受け入れます。
どなたでもご参加いただけます。まずは、以下からお気軽にご登録ください。
尚、聴講申込は、10月 1日から受け付けています。
西門周辺整備については、「羽沢横浜国大駅開設に伴う西門等の整備事業に係るコンセプト・デザインコンペ」を実施し、令和 2年 2月 14日(金)に最優秀賞が決定しました。
その作品の提案内容をふまえて、段階的に西門周囲の改修整備を進めており、第一期工事が令和 3年 9月下旬に無事に竣工しました。改修前後の写真を掲載いたします。西門の外側(西側)のアスファルト舗装が、インターロッキングブロック舗装に改修されるなどの整備が行われました。本年度中に第二期工事で西門の内側の歩道等の整備が進む予定です。
名教自然碑周辺整備については、教職員及び学生の参加も得て「名教自然」碑の清掃を行い、光触媒塗布、樹木の伐採・剪定、碑の周辺整備(玉砂利・芝生、段差等)、碑前の(旧校舎をモチーフにした)整備とベンチを設置いたしました。